4月29日(日)~30日(月)、5月3日(木)~5日(土)は休館日となります。
体験コースのお申込み、その他お問い合わせは、
5月1日(火)、2日(水)、または6日(日)以降にお願いいたします。
※5月1日(火)、2日(水)は通常通り営業いたします。
加圧トレーニングの考え方、取り組み方法などの説明
4月29日(日)~30日(月)、5月3日(木)~5日(土)は休館日となります。
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単純な疑問ですが、なぜ
人には骨があるのでしょうか。
解剖学の本によれば・・・、
「生命活動の必須物質であるカルシウムの安定供給」
のためだそうです。
(もちろん、内臓の保護と体重支持は言うまでもありませんが)
もともと、生物(細胞)は海で生まれました。
海水には、豊富なカルシウムがあるため、
これを、生命活動の必須物質として使ってきました。
その後、多細胞生物に進化すると、海水中から得た
カルシウムを体内に貯蔵する必要が生じ
骨を持つ生物が出現してきたようです。
その後、生物が陸上に上がると、重力に対抗できる
支持装置が必要になり、カルシウムの硬い性質を利用した
「骨格」というものが形成されました。
話はそれましたが、
骨は、カルシウムの安定供給のために
必要なものだということです。
骨は必要に応じて、カルシウムの
「放出」と「貯蔵」を行っています。
この「放出」と「貯蔵」のバランスが
大事です。
いわゆる、「骨吸収」と「骨形成」です。
このバランスが崩れると、
カルシウムの減少による
骨粗鬆症などが起こります。
実験によれば加圧トレーニングは、
骨形成の数値が増加し、
骨吸収の数値が抑制されたそうです。
加圧トレーニングは、筋肉だけでなく
骨の形成にも大いに活用できます。
(参考文献:松村讓兒著「イラスト解剖学」)
筋肉はタンパク質からできています。
タンパク質はアミノ酸からできています。
アミノ酸には
体内で作ることにできない
必須アミノ酸と
体内で作ることのできる
非必須アミノ酸
があります。
たんぱく質を合成するためには
必要なアミノ酸を
すべて
手に入れなければなりません。
必須アミノ酸が
完全に供給できる(アミノ酸スコア100)のは
卵、牛乳、肉、魚
などの動物性たんぱく質です。
穀物類は
どれかのアミノ酸少なく(アミノ酸スコアが低い)
不完全なたんぱく食品です。
ただ、
完全なたんぱく食品、
いわゆる動物性からだけ
摂取するとなると
コレステロールや飽和脂肪酸が多くなり
動脈硬化などの生活習慣病が心配になります。
普段よく食べる
お米は
リジンというアミノ酸が
不足しています。
また、大豆たんぱくは
メチオニンが不足しています。
しかし、お米には
大豆たんぱくで不足している
メチオニンが、
大豆たんぱくには
お米には不足している
リジンが
それぞれ多く含まれています。
なので・・・
ご飯に納豆
ご飯に味噌汁は
足りないアミノ酸を
補ってくれる
理にかなった献立なのです。
筋肉をつけるためには
タンパク質だけでなく
アミノ酸スコアを考えてとりましょう。
ダイエットのために
夜のご飯を抜いて、もしくは
サラダ等の軽いものですませて
朝、がっつり食べる
という方もいると思います。
ある研究者が
循環器学会で
次のような報告をしたそうです。
「高脂肪食品を朝食べると
2時間後に血流が非常に悪くなる」
実験の詳細は
割愛しますが、
今回の実験は
健康な若者(大学生)を対象にしています。
1回の食事で
血流に大きな影響を与えるということは年齢に関係なく、
若者でも
血管壁を狭めたり拡張したりする
ホルモン分泌にも影響
すると思われます。
朝の食事は
質も考えないと
血管が危ない。
特に高脂肪食の代表である
ファストフードで
毎日は
まずいかも・・・。
暑くなってくると食欲が落ち
あっさりしたもの、
麺類やサラダなどを食べたくなります。
せっかく生野菜サラダを食べるなら
オリーブオイルをかけて
食べてみませんか?
「生野菜とオリーブオイルの組み合わせが高血圧予防を予防できるかもしれない」と
ある研究機関の研究。
レタスや、ホウレンソウ、ニンジンなどの
亜硝酸塩や硝酸塩が豊富な野菜と
オリーブオイルを一緒に取ると
血圧が低下するという結果が出たそうです。
この組み合わせは
地中海食といわれるものの
一般的な組み合わせで、
もともと
先の研究で
脳卒中、心不全、心臓発作等の心血管障害の発生率を減らすという
結果が出ていたそうです。
せっかく食べるなら
マヨネーズ、ドレッシングよりも
オリーブオイルにしたいものです。
肥満は、成因により、
クッシング症候群など他の疾患や
ステロイドホルモンのような薬剤服用に
起因する症候性肥満と、
その原因が特定できず、食事の過剰や運動不足などに
由来する単純性肥満に分類されます。
症候性肥満の場合、それぞれの原因疾患の
治療いかんにかかっていますが、
単純性肥満の場合、運動が効果があるといわれています。
(肥満の大部分は単純性肥満です)
大学の先生方も様々な実験で
確認しているようです。
例えば、軽・中等度の身体トレーニングを
1年間継続させた実験を行ったところ、
軽い運動なので、体重は変化しませんでしたが、
糖・脂質代謝面でインスリン感受性が、
明らかに改善した、とのことです。
このことから、
「身体トレーニングの長期実施は、
体重減少の有無にかかわらず、
インスリン感受性を高める。」
そうです。
やはり、血糖値のコントロールには
運動が
必要なんですね。
体重が減らないからと言って挫折せず、
続けることが大切です。
8月12日(水)~17日(月)は休館日になります。
体験コースのお申込み、その他お問い合わせは
18日(火)以降にお願いします。
加圧ベルトは一見、腕や脚を縛るだけの単純な物に思えますが、緻密な理論を元に開発されています。
重要なのが、その伸縮性。トレーニングをしていると、ベルトを巻いている腕や脚の周囲径が一時的に太くなります。ベルトに適度な伸縮性がないと圧力を一定キープできず、血流を完全に止めてしまう、いわゆる止血状態になる可能性もあります。この状態でトレーニングを行うと、血栓ができ、肺塞栓などを起こす恐れがあり、非常に危険です。なので、決して見よう見まねで代用品を使ったトレーニングをしないでください。
適度な伸縮性を持たせるために、初期の加圧ベルトはウェットスーツに用いられているネオプレンを使用していました。このネオプレン製のベルトに様々な改良が加えられ、現在では装着感、耐久性などを考えた特殊5層構造の生地が使用されています。
現在、ジムなどでメインに使われているのは、空圧式のベルトです。これは空気を入れるためのチューブを内蔵しており、ベルトをエアコンプレッサーに接続することにより、ボタンひとつで圧力を制御できます。締める強さによってのみ圧力を調整する手巻き式に比べ、装着感がソフトで、また、トレーニング内容に合わせて手早く圧力調整ができる、こまめに除圧できるなどの利点があります。これの登場によって加圧トレーニングは大きく進化し、高齢者トレーニングやリハビリなど幅広く応用されるようになりました。
手巻き式の物は、軽さと薄さ、そしてチューブなどがついてないことによる動きやすさという利点を生かし、当プラザでは有酸素運動やボクササイズ系の運動に使用しています。
「空圧式」のものも2種類を用意しており、それぞれの特性を生かしてトレーニングメニューに応じて使い分けています。
(上級加圧インストラクター・健康運動指導士/桂建三)
アンチエイジングの手段というのは、なにも美容やエステだけではありません。むしろ、最も手軽で自然な方法は「トレーニング」であると思います。トレーニングをすることによって、お肌のコンディションから運動機能や内臓機能、脳や行動など、様々な面でアンチエイジング効果を実感することができます。
体を動かしていないと「老化のスパイラル」に
なぜトレーニングがアンチエイジングに繋がるかというと、まず筋肉を刺激することで血行が促進されます。すると、体に栄養を運んでいるのは血液ですから、細胞の新陳代謝、エネルギー代謝が促され、全体的な若々しさを保てる、取り戻せる訳です。
他にも、筋肉を育てることで筋肉の上にある肌に張りが出る、きれいな姿勢・スタイルを保てるようになる、きびきびと動けるようになるなど、トレーニングは表面的なアンチエイジングでなく、根本的な若々しさにつながっていきます。
逆にいうと、体を動かしていないと、代謝機能が低下して、どんどん老化が進んでしまうことに。老化によって運動機能が低下すると体を動かすのがつらくなり、さらに運動から遠ざかって…,というように『老化のスパイラル』に陥ってしまうのです。
加圧トレーニングで根本からのアンチエイジング
アンチエイジングのために運動を始めようという方に、ぜひおすすめしたいのが加圧トレーニングです。
アンチエイジング効果をもたらす血行促進という点において、血流を適度に制限して運動する加圧トレーニングは、血管の拡張、収縮機能を取り戻し、通常のトレーニングよりも高い血行促進効果が得られます。それに加えて、大量の成長ホルモンが分泌されるので、細胞の新陳代謝や筋肉の生成が早まります。
実際に加圧トレーニングを行っている人は様々な面でアンチエイジングを実感しており、
「お肌に張りが出て、ツルツルになった」
「白髪が減ってきた」、「髪が増えてきた」
「とにかく体調がいい」
などの声も聞かれます。
楽しく行動し続けること。喜びも大切なアンチエイジング
アンチエイジングのためのトレーニングで大切なのは、とにかく無理のない範囲で、楽しんで続けること。過度なトレーニングで体を傷めてしまっては意味がないし、苦しいトレーニングはそうそう続けられるものではありません。すでに体力の低下を感じている方でも、体への負担が少なく、効果が早く現れる加圧トレーニングなら、体が若返っていく喜びを感じていただけると思います。
加圧トレーニングで外見が若々しくなるとともに、運動機能が高まれば、行動も変わってきます。体を動かすことが楽しくなって、積極的に外出するようになり、そこで様々な刺激に出会う。これもアンチエイジングには大切なことではないでしょうか。
(上級加圧インストラクター・健康運動指導士/桂建三)
アスリートの方こそ、一度体験していただけば、加圧トレーニングがこれまでの常識を覆す画期的なトレーニング法であることをご理解いただけるのではないでしょうか。
美容・ダイエットの手段として人気に火のついた加圧トレーニングですが、決して体の見た目の変化のみを目指すトレーニングではなく、パフォーマンス(能力)アップの面でも優れたトレーニング方法といえます。
各競技のそのままのフォームで筋トレができる
加圧トレーニング最大の特徴は、「軽い負荷で筋力を鍛えられる」こと。極端な話、ダンベルなどのウエイトを使わなくても、加圧ベルトを巻いて体を動かすだけでも筋トレが可能です。
実際、通常なら筋肥大が起きない(筋トレ効果がない)ウォーキングにおいて、加圧状態では筋肥大が見られたとの研究結果も出ています。
この特性により、加圧ベルトを腕や脚に巻いた状態で、例えば野球のシャドウピッチングをしたり、ゴルフのスイングをするだけで、その動作に必要な筋肉をバランスよく鍛えることができるのです。
従来のトレーニング方法では、動作を解析して各部位ごとに筋トレをして、それとは別に反復練習をする必要があり、非常に時間がかかりました。それが加圧トレーニングなら、反復練習と同時に、使用するすべての筋肉をバランスよく鍛えることができるのです。
これまでもチューブやウエイトなどで負荷をかけながら素振りをする、シャドウピッチングをするというようなトレーニング方法がありましたが、この場合、実際の競技動作とは体の使い方が異なり、スピードが失われたりフォームが崩れたり、体の連動性が悪くなってしまう恐れがありました。加圧トレーニングであれば、競技とほぼ同じ動作ができるので、より実践的なトレーニングが短時間で行えるのです。
遅筋と速筋を同時に鍛えられる
遅筋と速筋を簡単に説明しておくと、継続的な動作を行うのが遅筋で、瞬発力を発揮するのが速筋。遅筋を鍛えるには、軽めのウエイトを繰り返し持ち上げるようなトレーニング、速筋の場合は重たいウエイトを一気に上げるようなトレーニングが行われます。
加圧トレーニングでは、この特性の異なる2種類の筋肉を同時に鍛えることが
できます。なぜそれが可能かというと、加圧トレーニングは「軽いウエイトで筋肉に強い刺激を与えることができる」からです。
例えば男性アスリートが2kgのダンベルでアームカールを繰り返すとします。軽々できてしまうこの運動の場合、通常なら遅筋しか使われません。しかし、加圧の場合、この2kgのダンベルがどんどん重たく感じられるようになり、遅筋だけでは持ち上げられず、自然に速筋も動員されて鍛えられます。このように軽いウエイトで遅筋と速筋を鍛えられるのは、加圧トレーニングならではの効果です。
この効率性に加え、速筋を鍛えるために重たいウエイトを使う必要がないという安全性(怪我の危険性が低い)もアスリートにとっては大きなメリットといえるでしょう。
持久力&回復力のアップ
パフォーマンスアップを望むアスリートにとっても、加圧は画期的なトレーニング方法です
血流を制限する加圧トレーニングでは、筋疲労の回復、乳酸の処理も制限されます。この状態でトレーニングすることで、乳酸への耐性と乳酸処理能力が高まり、持久力、回復力ともにアップします。
効率的に瞬発力も持久力も高められ、しかも安全な加圧トレーニングは、あらゆる競技のアスリートにとって、画期的で有効なトレーニング方法となるでしょう。野球、サッカー、水泳、陸上競技、フィギュアスケート、格闘技などの競技者および監督、コーチの皆様、ぜひトレーニングメニューに加圧を取り入れてみてください。伸び悩みや故障の問題を抱えている方も、一度ご相談ください。
(加圧インストラクター・健康運動指導士/桂建三)