タンパク質と筋肉

筋肉はタンパク質からできています。

タンパク質はアミノ酸からできています。

アミノ酸には

体内で作ることにできない

必須アミノ酸と

体内で作ることのできる

非必須アミノ酸

があります。

たんぱく質を合成するためには

必要なアミノ酸を

すべて

手に入れなければなりません。

必須アミノ酸が

完全に供給できる(アミノ酸スコア100)のは

卵、牛乳、肉、魚

などの動物性たんぱく質です。

穀物類は

どれかのアミノ酸少なく(アミノ酸スコアが低い)

不完全なたんぱく食品です。

ただ、

完全なたんぱく食品、

いわゆる動物性からだけ

摂取するとなると

コレステロールや飽和脂肪酸が多くなり

動脈硬化などの生活習慣病が心配になります。

普段よく食べる

お米は

リジンというアミノ酸が

不足しています。

また、大豆たんぱくは

メチオニンが不足しています。

しかし、お米には

大豆たんぱくで不足している

メチオニンが、

大豆たんぱくには

お米には不足している

リジンが

それぞれ多く含まれています。

なので・・・

ご飯に納豆

ご飯に味噌汁は

足りないアミノ酸を

補ってくれる

理にかなった献立なのです。

筋肉をつけるためには

タンパク質だけでなく

アミノ酸スコアを考えてとりましょう。