加圧トレーニングの効果③肩こり・腰痛・膝痛などの不定愁訴ケア

肩凝り、腰痛、膝痛などの不定愁訴でお悩みの方は、接骨院や整体で運動をすすめられた経験がおありなのではないでしょうか。

デスクワークなど長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が萎縮して血行が悪くなります。その結果、肩や腰などに疲れがたまって痛みとして現れます。 また、筋力が低下すると、腕や頭、上半身の重みを肩、腰、膝の筋肉が支えきれず、肩こり、腰痛、膝痛になりやすいといえます。

① 筋肉を活性化させて血行を促し、回復力をアップさせる。
② 自分の体の重みを支えられるように、筋力をアップする。
という点で、運動は不定愁訴ケアの基本なのです。

不定愁訴対策にはどんな運動が良いかというと、簡単な体操だけでもある程度は効果がありますが、加圧トレーニングならより効果的なケアが望めます。

  • 加圧トレーニングの血行促進効果

加圧トレーニングは、専用のベルトで血流をセーブした状態でトレーニングを行います。

その後、圧力を抜くと一気に血液が流れます。これにより滞っていた老廃物なども押し流されて血行が促進され、新陳代謝も促されます。

つまり、疲れが回復しやすい状態、コリにくい体になる訳です。

  • 関節に負担をかけない加圧トレーニングの効果

膝痛の方でも加圧トレーニングなら、関節に負担をかけずに脚の筋トレが可能です
腰痛予防のために運動が良いといわれても、腰が弱いと運動そのものに恐怖感を覚えてしまうもの。「腰痛予防のためのトレーニングで腰を痛めてしまった」というようなこともあり得ます。

膝痛の方でも加圧トレーニングなら、関節に負担をかけずに脚の筋トレが可能です。
特に腰痛、膝痛は筋力の低下から生じることが多く、筋力アップによって関節への負担を軽減できます。しかし、一度痛みが出てしまうと充分なトレーニングができず、どんどん悪い状態になってしまいます。

そこで加圧トレーニングの「軽い負荷で重たいウエイトを使うのと同等の効果が得られる」という特徴が生きてきます。筋肉による支えが不足している肩、腰、膝に過度な負荷をかけることなく、安全にトレーニングできるのが加圧トレーニングです。

専門家の指導で安全にトレーニング

肩こり、腰痛、膝痛ケアとして運動は基本と書きましたが、無闇にトレーニングすると余計に症状がひどくなることもあります。

まずは柔軟性を取り戻し、周囲の筋肉から徐々に適度な運動刺激を与えて、専門的な知識に基づいた適切なトレーニングを行ってこそ、運動は不定愁訴の緩和になり得るのです。

肩こり、腰痛など思うように運動ができない方は、資格を持ったトレーナーの下で、安全にトレーニングをしていただくことが大事です。

不定愁訴でお悩みの方、快適な体を手に入れたい方、腰などに不安があるけど体を鍛えたい方など、加圧トレーニングを体験してみてはいかがでしょうか。

(加圧インストラクター・健康運動指導士/桂建三)