肥満は、成因により、
クッシング症候群など他の疾患や
ステロイドホルモンのような薬剤服用に
起因する症候性肥満と、
その原因が特定できず、食事の過剰や運動不足などに
由来する単純性肥満に分類されます。
症候性肥満の場合、それぞれの原因疾患の
治療いかんにかかっていますが、
単純性肥満の場合、運動が効果があるといわれています。
(肥満の大部分は単純性肥満です)
大学の先生方も様々な実験で
確認しているようです。
例えば、軽・中等度の身体トレーニングを
1年間継続させた実験を行ったところ、
軽い運動なので、体重は変化しませんでしたが、
糖・脂質代謝面でインスリン感受性が、
明らかに改善した、とのことです。
このことから、
「身体トレーニングの長期実施は、
体重減少の有無にかかわらず、
インスリン感受性を高める。」
そうです。
やはり、血糖値のコントロールには
運動が
必要なんですね。
体重が減らないからと言って挫折せず、
続けることが大切です。